撮影:9月11日
昨日、コニカミノルタ杯で三塚優子選手が優勝した。
私は途中から彼女を応援していたので、喜ばしい結果となった。
なぜ、彼女の勝利を応援していたか。
ご存知の読者も多いだろうが、彼女は昨年、ゴルフ人生における”失敗”を
犯しているからである。
優秀なプレーヤーとして将来を嘱望されていた時のことである。
昨年5月のこと。(サロンパス杯)
プレーのスピードが遅い、と判断されて + 2打のペナルティを受けた。
その判定を不服として、前半終了後でなんと棄権してしまった。
若さゆえか、性格が短気なのかはわからないが、プロ選手として
やってはいけない行為をしてしまったのだ。
樋口会長(当時)から「あなたは大変なことをしてしまったのよ」と
叱責もされた。
2ヶ月の出場自粛処分も受けた。
その後の彼女は案の定、成績が振るわなかった。
優勝争いどころか、上位に名前を出すこともなくなった。
おそらく精神的なものからくる不振だと私は感じていた。
誰でも人生において失敗はある。
人間だから仕方がない。
私なんか数えきれないくらいの失敗をし、いまだに後悔の念に
かられることがしばしばだ。
失敗しても、やりなおしが許される世の中であってほしい。
そう思うからこそ、失敗、不振、低迷のどん底から復活した三塚選手を
心から祝福したいのだ。