2018年3月29日木曜日

桜散る夜   2018.3.29

二子玉川(3月25日)




夜になって寒気が吹き込み、風が吹いてきた。


その前から散り始めていた桜の花が、この風で散り方の勢いを強めている。
今夜のウォーキングでは木の下の歩道が花びらで白くなっていたし、風と共にはらはらと散る桜吹雪を眺めることができた。


今年の桜はピークを終え、いよいよ終息に向かっている。
3月中旬から一気に気温が上がったせいで今年の桜開花は早かった。
咲いた花は散る定め。
今度の土日までにはかなり落花していることだろう。
わかってはいたことだが寂しさを感じる夜だ。

2018年3月27日火曜日

目黒川の桜  その3  2018.3.27

 目黒川(3月25日)



今夜も目黒川ではライトアップされた桜を観ようと、多くの人が繰り出しているはずだ。
周辺住民は誇らしい思いと迷惑な思いが交錯していることだろう。


皆さんも出掛けるのであれば、中目黒駅からはお薦めしない。
混雑しすぎて危険だ。
田園都市線池尻大橋駅からなら空いているとはいえないものの、中目黒に比べればはるかにマシだ。


花見客の隊列

2018年3月26日月曜日

目黒川の桜 その2   2018.3.26


目黒川の桜(3月25日)




ここの桜は確かに美しい。
人が多く集まる訳である。



お店も大にぎわい

2018年3月25日日曜日

目黒川の桜  2018.3.25-②

 目黒川(3月25日)




初めて目黒川の桜を見物に出かけてみた。


東急田園都市線池尻大橋駅で下車し、駅改札から続く人の列についていくと、ほどなく目黒川に出る。
これなら初めてでも難なく目的地へ到達できる。
噂に聞く通りの人出だ。
かといって歩くのに困難なほどではなかった。


池尻大橋の近辺から中目黒駅のそばまで、満開の桜を眺めながら歩く。
平均すると若いカップルが多い。
ネットの影響だと思われる。
ここへ来た若者が情報を発信する。
それを見た若者が繰り出す。


誰も彼もスマホで撮影している。
一眼レフを持ったカメラ野郎、カメラ女子も多い。
私はニコンのミラーレスを選択した。
ズームが付いているので寄せて撮る機会があるだろうと思ったからだ。
下の写真が寄せて(ズームを効かせて)撮ったものだ。


人出は中目黒に近づくにつれて増えた。
駅前の横断歩道は人でごった返していた。
警官も多数配備されるほどすさまじい混雑だった。
これから先も怪我人や事故がないことを祈る。






仕事・家庭・個人  2018.3.25

JR新川崎駅ホーム(川崎市幸区)




今から26年前のこと。
神戸勤務時代の上司T氏とは波長(ウマ)が合った。
氏には約2年間、部下として仕えた。


仕事もさることながら、人生を豊かにするポイントを教わり、今なおその教えを心にとめて実行している。
それは仕事、家庭、個人の3分野を意識し、そこの充実を図っていくべしというものである。
仕事一辺倒であってもダメ。
3分野のバランスが大切だという。


家族と共にいろいろな共有体験を積むこと。
家族から離れて個人として時間と情熱を捧げる対象があること。
まことに至言だと改めて思う。


現在、私は合唱にその適性と居場所を見出して「個人」分野を充実させている。
昨日は日吉(新川崎)の桜フェスタというイベントで Gospel を披露してきた。
いったん帰宅し、夕食後に地元の混声合唱団の練習へ合流した。
歌うことで心に溜まるウサを気持ちよく晴らすことができている。


思えば、このブログも「個人」分野の一つである。
継続していきたいと思うことの一つである。


2018年3月24日土曜日

年度終わり  2018.3.24

生田緑地(3月11日)




会計年度2017年度(平成29年度)も来週1週間で終わる。
官庁、企業では買掛、売掛の締めで事務量が増える時期である。
販売会社では最後の追い込みの時期でもある。


また、春は組織変更と人事異動の時期でもある。
昇進・昇格、所属の異動、勤務地の異動などで当事者はもとより、対象にならなかった者もわさわさ騒ぐ時期でもある。
確定してしまったことをあれこれ話題にするのは、組織変更、人事異動が年に数えるほどしかない”おらが村のイベント”だからである。


部外者にとってはほとんど無関係だが、そこの村人にとっては重大関心ごとである。
組織がどう変わったか、誰がどこへ移動したか、出世したかを知らないと村情報にうとい者になってしまうし、仕事に支障が出る場合もある。
誰彼の異動に関する裏情報、迷解説、噂話も楽しいからするのだ。


組織はこうして絶え間なくリフレッシュしていく。
沈滞を防ぐためには重要なイベントである。
人も変わる。
会社、組織も変わる。
動かない水は腐る。

2018年3月22日木曜日

名残(なごり)雪   2018.3.22

生田緑地(3月11日)




近所の桜の木にちらほら花を見かけるようになった。
この週末は目黒川沿いに花見に出ようかと思っている。


昨日の雪がまさに名残(なごり)雪か。
あの有名な歌では「季節はずれの雪が降っている」となっている。
昨日の雪は季節外れとは言えないだろう。
でも私のなかではあれが名残雪だ。


別れの時期に降る雪は、あの歌の影響なのか寂しさを連れてくる。
天から降ってきてもすぐに溶けてしまう。
消える = 大切な人との別れ の連想が成立する。
昨日の雪が今年の冬~春における最後の雪だろう。
これからはどんどん暖かくなり、桜が満開を迎えるのだ。

2018年3月21日水曜日

高木美帆   2018.3.21-③

生田緑地(3月11日)




女子スピードスケートの高木美帆選手が北海道に凱旋した。
記者会見で今後のことを聞かれた彼女のコメントが深い。


自分の気持ちをすり削ってやってきたところもあり、回復をゆっくり待ち、次の目標ができたら頑張っていきたい。今は休養期かなと思う」


ゆっくり休んで充電してほしい。
ずっと放電(discharge)し続けてきた人だから、charge が必要だ。

3月20日    2018.3.21-②

生田緑地(3月11日)




昨日は地下鉄サリン事件の起きた日だ。
私はてっきり今日だと勘違いしていた。


23年前の3月20日のことを、私ははっきりと覚えている。
その日は亡き父を伴って千葉県館山市に出かけた日である。
館山に向かうクルマのなかで事件発生を知った。
事件の概要を聞いたとき、すぐにオウム真理教の仕業だと直観した。
警察・公安が同教団に狙いを定めていることをテレビや新聞で知っていたからだ。


あれから23年。
長きにわたった裁判もすべて終わり、刑の執行が時間の問題となってきたようだ。
教団幹部に刑が執行されても、事件で亡くなった方々がよみがえるわけではない。
あれだけのことをしでかしてもなお、刑務所で被告たちが生かされていることをご遺族が不条理に感じるのは当然であろう。


結末は近い。
来年迎える皇室の一大行事までに終えそうな気がする。

働き方(改革?)   2018.3.21


生田緑地(3月11日)




春分の日。
朝から冷たい春の雨が、音を立てて降っている。


昨晩から今朝にかけて気温がかなり低い。
昨晩は冬のいで立ちでウォーキングに出た。
現在、スマホのお天気アプリでは外気温が4℃を示している。寒いはずだ。


週の真ん中、水曜日に休めるのは真(まこと)にありがたい。
本当は再就職にあたっては、週3-4日で働きたいと思っていた。
成り行きで週5日、フルタイムになった。
今の職場は65歳で期限が来る。
その後のことは何も決めていないが、もし働くとしても週5・フルタイムは選ばない。
あるいは働かないことも当然、選択肢にある。


今はあれこれ考えることはせず、目の前の一日、一週間だけをこなしていくようにしている。
働きながら週2回の歌練習が生活にアクセントと楽しみを提供してくれている。

2018年3月19日月曜日

ウォーキング習慣  2018.3.19

春の雲(生田緑地 3月17日)




夜、歌の練習がない限り毎晩歩いている。
時間にして1時間強、距離は正確に測ったことはないが5kmくらいだろうか。
習慣化して7年になる。


歌の練習は水曜と土曜だ。
他の日はほぼ歩いている。
ただし、雨の日は別。
今夜は帰宅して夕食を食べている間に雨が降り出した。
したがって今宵は休み。


歩くときは背筋を伸ばすことを意識する。
腹筋も意識する。
おなかをへこませながら歩く。
足腰を中心とした筋力の維持、姿勢の維持、肺活量の維持などにきっと効果があるだろうと思って続けている。
何より歩いているうちに心が解放されてくるのを感じる。
身体を動かすと気持ちも変わるものだ。


体力的にしんどいほどの運動ではない。
それでも軽い達成感はいつも味わっている。
皆さんにも勧めたい。

2018年3月18日日曜日

思い出(北国の春)  2018.3.18


 花咲く生田緑地(3月17日)




冬の青く澄んだ空が好きなせいで、長いこと春を好きになれなかった。
春になると空に霞(かすみ)がかかり、美しい青空を眺める機会が激減する。
舞う風に目が痛くなるのも辛い。


今年は違った。
この冬は寒さがいつになく厳しかったからだろう。
外気温があがるとともに身体が寒さから解放される悦びの感覚がある。
花が咲き誇るさまを見るのも楽しい。


社会人1年目の秋、札幌に赴任した。
迎えた冬の降雪量や寒さは予想通りで驚くことはなかった。
しかし、3月下旬に初めて迎えた北国の春は新鮮だった。
外が陽光でキラキラし、解けた雪の水の香りに空気が満たされる。
あの懐かしい感覚が蘇った。
あれから40年もの年月が経過したのだ。

2018年3月17日土曜日

春  2018.3.17

花の生田緑地



季節は今週に入ってぐっと進んだ。


それに合わせ、私も冬コートを春コートに替えた。
ユニクロヒートテック極暖タイツも一昨日にタンスの奥へ片付けた。
朝、出勤時はまだ寒さを感じるが真冬と較べればへっちゃらである。


今日は朝から晴れて青空が美しい。
こんな日は生田緑地に行き、木々を眺めながらゆったりとした時間を過ごしたい。
昼近くに自宅から車を走らせ15分程度で到着した。


ところどころに名前も知らない花が咲いている。
木々も青い新芽を吹き始めている。
梅はピークを過ぎた感があるがまだ花が残っている。
その花にウグイスがやってきてつついている。
春そのものの光景である。


地面を見るとアリがすでに活動を始めている。
巣穴のまわりを黒いアリたちがせわしなく動きまわっていた。
昔、蒲田の自宅の庭にアリの巣があった。
アリたちが活動を始めるのを見ると「春だな」と感じたことを思い出した。
自然界はあの時とまったく変わっていない。


2018年3月15日木曜日

次の目標(6月2日 Gospel コンサート)   2018.3.15

かつては飲食店のテーブルでよく見かけた。(3月11日)




地元の祭りでのステージ出演(混声合唱)も終わり、次のターゲットは6月の Gospel コンサートである。


新しい曲、以前から歌っている曲を指導者が選曲する。
私たちクワイヤーは音取り、歌詞覚え、ハーモニーを磨き上げることに集中する。
コンサートを開催するうえでのさまざまな事務作業も行う。
多くの時間と手間をかけて本番に臨み、1時間半くらいのステージに集中する。


ステージは始まってしまえば、あっという間である。
「あれ!? もうラスト曲?」といつも思う。
終わった後の達成感、充実感は相当なものがある。
あの感覚を今年も味わうために準備に励むのだ。


2018年3月13日火曜日

政治  2018.3.13

九州ラーメン店(横浜市港北区)




森友学園をめぐる役所文書の書き換え(改ざん?)で、野党が政府を攻撃している。


野党の面々は真面目な顔をしてテレビカメラに向かって喋っているが、実ははしゃいでいるように私には映る。
格好の攻撃材料見つけたり。
今こそ我が党の存在をアピールしよう。
あわよくば安倍政権を倒そう。
彼らの顔にはそう書いてある。


「国民は怒っている」というが、私の身近には怒っている人を見かけない。
野党と左傾斜した人々だけが怒っている(ように見せている)のだ。
党利党略が見えすいているから国民の支持を得られないことが、彼ら野党は未だにわかっていないようだ。


私は公的文書の書き換えをしてもかまわない、とは思っていない。
この件は司法の裁きに委ねて、国会はきちんと政治をやってもらいたい。
国民生活の向上のために時間を使ってくれないと。

2018年3月11日日曜日

東日本大震災7周年  2018.3.11

横浜市青葉区(3月11日)




東日本大震災から7年。
午後2時46分に黙とうを捧げ、被災者とその遺族の方々に想いをはせる。


地域の祭りで混声合唱を披露する。
「上を向いて歩こう」、「赤とんぼ」、「春の小川」など練習してきた歌を歌う。
最後はご来場者と一緒に「花は咲く」、「ふるさと」を歌って終了。


Gospel とはまた一味も二味も違う日本の歌。
自分は日本人だから、やはりこちらのほうが心を揺さぶられる。
混声合唱サークルに加わって本当に良かった。

2018年3月8日木曜日

ある雨の日の情景  2018.3.8

横浜市港北区のカフェ




今夜、帰りのバスでのこと。
雨の日のお話である。


バスが終点のS駅に到着するまで、幼児(おさなご)を抱いた若い母はスマホをいじりながらも、絶妙なタイミングで赤ちゃんを軽くゆすったり頬を寄せたりして飽きさせない工夫をしていた。



終点に到着した。
バスが止まって、外は雨が降っていた。
ガラス窓には雨だれがいっぱい並んでいる。
どこかで聞いたようなフレーズだなと思う人がいたら、それは単なる思い過ごしだ。
傘を持っていないのか、母子はやや強い雨の中を鉄道駅に向かって傘なしで歩き始めた。


私は勇気を出して「お入りください。赤ちゃんが濡れるので」と母の頭上に傘を差し出した。
誤解・警戒されるかもしれないとも思ったが、やる価値はあると思った。
このシチュエーションで行動できなければ、それは自分がおかしいと思った。


軒先まで20mくらいだろうか、一緒に傘に入って軒先まで送り届けた。
お母さんは「ありがとうございます。助かりました」と言ってくれた。
私は胸をなでおろした。


ある雨の日の情景(←クリック!)

2018年3月6日火曜日

南北首脳会談  2018.3.6

神宮外苑




韓国特使が平壌を訪問し、金正恩委員長が会談に応じたことが報道された。
合わせて、4月末の首脳会談開催が発表された。


緊張緩和への大きな動きであることは間違いない。
この先の両国の動きに強い関心がある。
当然の懸念は北朝鮮が誠実な対応をするのか、にある。
平和をめざして前に向かってほしいと願う。

2018年3月5日月曜日

伝説の人になった小平奈緒  2018.3.5

神保町(2月25日)




昼間は妙に暖かく、夕方には強い風まじりの雨が降った。


春の天気は荒れる。
明日は一転、最高気温が13℃と冷える予報だ。
暖かい日の翌日に寒い日が来る。
でも、いちいちそれで騒ぎたくない。
それが春だからだ。
そのことを黙って受け止めるのだ。


さて、平昌オリンピックも終わった。
多くの日本人選手がメダルを獲り、わが国にとってはそこそこ成功だったのではなかろうか。
なかでもスケートの小平選手の立派な態度には強い感銘を覚えた人が多いだろう。
オリンピックレコードをたたき出した直後に、沸き立つスタンドに向かって「静かに」と人差し指を口に持っていった、あの行動である。


近い将来に国語か道徳の教科書に載るだろうと思う。
それほどの価値ある、児童への手本となる態度である。
こんな素晴らしい若い人が現実に存在している。
そのことが嬉しい。





2018年3月4日日曜日

春だったね  2018.3.4

神田の古本屋さん(2月25日 撮影)




朝から強い南風が吹いている。春一番だ。


春を迎えると決まって思い出すのが「春だったね」(吉田拓郎)。
別れた元カノを思い出す歌で あぁ あれは春だったね と歌う。
思えば、この曲が収録されているアルバム「元気です」には名曲が詰まっていた。


・せんこう花火
・夏休み
・たどり着いたらいつも雨降り
・こっちを向いてくれ
・まにあうかもしれない
リンゴ
・祭りのあと
・ガラスの言葉 


この時期の拓郎には次から次と音楽が降りて来たと思われる。
後年、彼は語っている。
「かつてはどんどん歌ができた。最近はなかなか降りてこないし、やっと作った曲の出来栄えは昔と較べて劣る」




2018年3月3日土曜日

いつも音楽と共に生きてきた(スターライトパレード:SEKAI NO OWARI)  2018.3.3

千代田区神田小川町




しばらくあれこれと用事が立て込み、サイトのアップがお留守になってしまった。
気にはしていたが、時間が足りないなかで後回しにせざるを得なかった。


今朝は土曜日。休日である。
ひな祭りでもある。
朝から初春の陽光がきらきらと美しい。
季節は春へ春へと動いている。


SEKAI NO OWARI というグループはご存知だと思う。
最近では平昌オリンピックのテーマ曲を提供した。
私は今までほとんど彼らの曲を聴いていなかった。
ここへきてようやく、彼らの音楽の魅力を認識するに至った。
メロディ、歌詞ともにきらめく才能を感じる。
東京都大田区出身だったのだ。


スターライトパレード(←クリック!)