西伊豆 戸田海岸
ほったらかしだった昔の写真を眺めてみた。
そのうち整理しようと思ってはいたものの、実行することなく放置していた。
そこには若い頃の自分と、同じく若い頃の妻や友人・知人たちが映っている。
わが子の幼少期の写真はさすがに懐かしい。
ウケ狙いのオチャらけた己がポーズの写真には我ながらうんざりする。
止めとけばよかったのに、と思う。
今後、写真撮影の機会があれば絶対に普通の姿で撮る。
そもそも、この歳になると写真撮影する機会もなくなってくるが。
心の中にはいつまでも変わらない自分も残っている。(アーカイブ)
そして、日々の出来ごとと体験からバージョンを重ねた今の自分が同居している。
人生はアーカイブと上書き保存の両方でできあがっていると感じる。