カフェラテで休憩
朝から時折強い雨が降る一日。
予報通り気温も低い。
昨日と大違いだ。
さて、話題は東証(東京証券取引所)の株価について。
このところ東証平均株価はぐんぐんと右肩上がりを続け、3万円
ラインを超えた。
年初から日経平均は約2割上昇している。
株価が上がっている要因はひとつではなく、いくつかの要因が複合的に作用しているようだ。
エコノミスト・後藤達也氏のレポートを引用すると以下のように
なる。
①東証の資本効率改善要請
②日銀の金融緩和継続
③日本国内の賃金・景気の回復期待
④来年に控えるNISA拡充による個人投資家の増加
投資の神様と言われるウォーレンバフェットが4月に来日し、「常に注目している日本の企業が、総合商社のほかにも複数ある」と発言したことも追い風となっているだろう。
ファンドトレーダー・高橋ダン氏は日本株上昇の3つの要因をあげている。
①円安
②日本のデフレ脱却期待
③企業による自社株買い、配当増
少し前までは日本企業への評価はネガティブなものが多かった。
利益を内部留保に蓄えて投資へ回す割合が少ない、ジョブ型雇用が遅れている、女性管理職比率が欧米と比べて極端に低い、など。
株価が上がりだした途端、手のひらを反すように高評価が寄せられている。
それは良い傾向なのだろうけど、「手のひら返しが急だな」と私は冷めた目で見ている。