2008年3月5日水曜日

Linux 2008.3.5

東急渋谷駅


真冬の寒さこそ緩んだものの朝晩は冷え込むという典型的な早春を
迎えている。
しかも春特有の風が吹くから体感温度は低い。
嫌いな春だけれども、出勤時のバス停待ちなどにふと「暖かくなったな」と
嬉しく感じることもある。
季節は好き嫌いに関係なく動いている。



一念発起して、都内で研修を受けている。
Linux の初級で、会社の現在業務に「間接的に」関係する研修
プログラムである。
間接的であるから受講しなくともなんら実務遂行に困ることはないが、
以前から Linux には興味を抱いていたので受講することにした。



Linux はコンピュータの基本ソフトである。皆さんはこのブログを
Windows XPなどのパソコンで見ていると思うが、Windows とは異なる
基本ソフトがLinux である。

Windows は Microsoft から有償で使用権を提供されている。
世界中で最も普及しているパソコン基本ソフトだ。
世界中の多くのパソコンに採用されたため Microsoft は巨額の富を築いた。
読者諸君のパソコンも購入した代金の一部がビル・ゲイツの懐に収まっている。
使用権とは、あくまでも「使用する権利」である。
Windows そのものの著作権は Microsoft 社にあるからユーザーはアレンジ
したりすることができない。



一方、Linux は無償である。アレンジも自由である。
世界中の技術者が手を加え発展してきたという歴史を持つ。
我々のような一般人には馴染みはないが、大学や研究機関ではかなり
普及している。



研修受講の動機に戻ろう。
OA業界で働く者として Linux という単語だけを知るだけで、実際に
触ったこともないのが嫌だったのである。
触ったからといってもシステムエンジニアではないから筆者の業務にすぐに
役立つものでもない。
ただし、そのうちに何らかの形でこの時間投資が自分に還元される予感はある。
いや、なくたって構わない。
とにかく Linux は私にとって気になる存在なのである。