2008年7月21日月曜日

全英オープン 2008.7.21

             働くアリたち



昨夜は全英オープン(ゴルフ)のライブ中継を観ていたが、
24時をまわるとさすがにまぶたが重くなり、結果を見届けずに
床に入ってしまった。



今朝起きて「どうなったかな」とは思ったが、曇り空のうちに
散歩しておこうとそそくさと外出し歩いてきた。
帰宅してシャワーを浴び、PCを起動してYahooでようやく
ハリントン(アイルランド)が優勝したことを知った。
連覇だったことは記事で知った。



同年代のグレッグ・ノーマン( 世界ランキングは600位台!)に
優勝の期待が集まった今大会ではあるが、最終日に力尽きた。
勝てば最年長優勝記録を更新するところだった。
それでもメジャー大会、しかもあの難コースで三位に入ったことは
充分に賞賛される快挙だ。
テニスの元女王 クリス・エバートと最近結婚していたことも
大会のテレビ中継で知った。




それにしても全英オープンが行われるゴルフコースはなんという
難コースなのだろう。
ラフはまるで草むらそのもので、入れたら最後、ボールが見えなく
なってしまう。
フェアウェーにある易しいボールでさえ空振りをすることのある私には
とても対応できないだろう。
しかも海から吹く強風が追い討ちをかける。
正確なショットとコースや風の洞察、そして運に恵まれた者だけが
勝利を手にすることができる。
優勝賞金も1億6千万円というから驚く。




日本で生活しているとどうしても世界が狭くなり、日本人選手でも
世界を舞台に戦えるのでは、と勝手に思い込んでしまうものだ。
それは情報が日本人選手関連に偏り、世界の一流選手に関する
情報が少ないことに起因する。
日本はそこで生活する我々にとって当然、世界の中心である。
しかし、世界は広い。
欧米の国々からみれば、日本はアジアの端の(Far East)小さな
島国にすぎない。




ウィンブルドンテニス、全英オープン、サッカーワールドカップなどを
観るたびに、そうした現実を思い知らされるのである。
しかし、そんな醒めた視点も持っておくことは悪くない。
国際政治、経済を理解するうえでは大切なことである。
経済力は世界第2位の先進国であっても、日本は世界の中心では
ないのだ。



追伸


来週は全英女子オープンが始まる。
スポンサーが日本企業なので日本から多くの選手が参加
する。健闘を期待したい。