いくつになってもクリスマスが好きだ。
おそらく幼少の頃の楽しい記憶が刷り込まれている
せいではないかと思う。
立派なデコレーションケーキは買ってもらえなかった。
近所のお菓子屋・前田商店で25円の小さいケーキを
買ってもらった。
両親にこんなケーキじゃいやだ、と言って困らせたことを
この歳になっても覚えている。
朝、起きると枕元にプレゼントが置いてあった。
サンタさんが届けてくれたのだと、小学校4年生くらい
までは信じていた。
ただし、我が家には煙突がなかったのでサンタがどこから
入ったのか若干疑問を感じてはいた。
12月に入って街がクリスマスの雰囲気を醸し出してくると
こちらも心がウキウキしてくる。
所詮、商業ベースさ、とは思わない。
幼い頃、そう、何ひとつ悩みも心配ごともなかったあの時代の
甘い記憶が潜在意識からよみがえるからだと思う。
Merry Christmas !
今年もクリスマスがやってくる。