携帯電話が必需品になって久しい。
15年前はごく少数の人が大きな端末を持つ時代だった。
一般に普及したのはここ10年くらいのことである。
今ではケータイなしの生活は考えられなくなっている。
初めてケータイを契約したのは千葉勤務時代の1999年である。
DoCoMoのiモードが話題になっていた頃だ。
携帯電話からインターネットに接続できるということに可能性を感じた。
それまで持っていたPHSからDoCoMoケータイに乗り換えた。
たしか501iというバージョンだったと思う。
その後、503i、506iを経て現在は4台目になる。
機種変をするたびに機能が進化している。
3台目の時はカメラが付き、今回はワンセグにも対応した。
これから使うシーンもあるだろう。
契約更新時にドコモショップの店員さんが、オプションの説明を
熱心にしてくれる。マニュアルで決められているのだと思う。
「留守録は必要ですか?」とか「メモリーをネット上に保管するサービスが
あります」などの説明である。
私はメールと通話でしか使わないのでオプションは不要だが
「iチャネル」だけは初耳だった。
「iチャネル」を読者の皆さんはご存知だと思う。
携帯の待ち受け画面にニューステロップが流れるのだ。
必要不可欠かと問われれば不要なのだが、おもしろそうなので契約した。
ヒマな時に眺めて楽しんでいる。
中川大臣の二転三転した辞任騒ぎも「iチャネル」でいちはやく事態の
変化を知ることができた。
新技術やサービスの進歩とはいいものだ。
従来は享受できなかった機能を手にすることができる。
この先どこまでケータイは進化していくのだろうか。
長生きして見届けたいと思う。