朝日新聞では日曜日朝刊で書評を掲載する。
先週、興味をひかれたのがこの本である。
チベット問題を正しく理解したいと思い購入した。
わかりやすく書かれており読みやすい。
先週、興味をひかれたのがこの本である。
チベット問題を正しく理解したいと思い購入した。
わかりやすく書かれており読みやすい。
チベット問題に関心を持つからといって、思想・信条は先鋭的ではない。
思想的には右、左、中道という軸を用いるなら、中道やや右寄りと
自己分析している。
何ごともバランスが大切だと思っており、極端な意見には用心深い。
よく言えば中庸を好むということになるだろう。
何回も読み返している本がある。
「マオ 誰も知らなかった毛沢東」(ユン・チアン著)である。
下巻 第42章「チベット動乱」を読んで、毛沢東率いる中国共産党が
チベットで何を行ってきたかを知った。
知らなかっただけに受けた衝撃は小さくなかった。
迫害、抑圧、虐待、拷問というキーワードには敏感である。
だから北朝鮮に関するマスコミ報道には注目してしまう。
国民が気の毒に思うし、世襲制社会主義という体制を奇異に感じる。
その同軸上にチベットのことが頭にある。