昨日、気象庁が東京の桜開花宣言を出した。
東京・九段の靖国神社で係員が桜の木を確認したうえで
開花宣言を行うことを初めて知った。
世の中には様々な仕事というか、業務があるものである。
それにしても近年、桜開花はどんどん早くなっていないか。
かつて、東京の桜は小中学校の入学式の頃に咲いた。
こんなに早く開花してしまうと入学式には散ってしまう。
これも温暖化の影響に違いない。
草木は正直なもので、温度と水で成長する。
温度が上がれば自然につぼみが成長し開花する。
人間が決めた暦とは関係ない。
遠い記憶のなかの小学校入学式。
母に連れられて、初めて入った講堂。
先生方は怖いのか優しいのか、と緊張していた。
校門のそばで咲き誇る桜の木がイメージに残っている。
たかが桜の開花なのではあるが、私のなかでは違和感を
ぬぐえない。早すぎるのである。