2009年7月22日水曜日

大前本   2009.7.22



「ストラテジック・マインド」(新潮社) 1987年7月8日購入




大前本(おおまえぼん)と読む。
大前研一氏が書いた本を出版業界ではそう呼ぶ。
私は30歳台に氏の書いた1冊の本(写真)に出会ってから
今日に至るまで強い影響を受けてきた一人である。



氏の経歴はユニークだ。
日立の原子力技術者としてスタートしたが数年で見切りをつけ、
世界的コンサルタント会社・マッキンゼーに入社。
初めは会社経営や経済にはまったく疎く、入社したことを後悔
したそうだ。
その後、持ち前の頭脳と努力で数々の顧客を獲得し大成功を収めた。
日本支社長職を最後に独立し、現在もさらなる活躍を続けている。



先日、久しぶりに大前本を購入した。

「知の衰退」からいかに脱出するか? (光文社 1,680円)

豊富な情報量と鋭い分析力は健在だ。
彼の著作はおそらくビジネスマン男性の読者が多いと思うが
ぜひ、世の中の女性にも読んでもらいたい。

とにかく内容が濃いし、新たな視点やモノの考え方が大いに
参考になること間違いなしである。