2010年3月13日土曜日

財政再建が急務の日本 2010.3.13

春の強風が吹いている。
これだけ風が強いと散歩に出る気にはなれない。
目にゴミが入るのが嫌なのだ。
こんな日は家でおとなしくしているに限る。



明るい兆しがある。
低迷していた国内景気が持ち直してきたのではないか。
先日、久しぶりに日経新聞に隅々まで目を通してみた。
利益を計上できる企業記事がかなり目に付く。
経済成長を続ける中国に負うところは大きい。
リストラ効果もあるだろう。



心配なのは膨大な国の借金(累積国債発行額)だ。
収入に見合った支出、という原則は家計も国家収支も同じ。
借りたお金は返さなければいけないのも同じだ。
歴代の政権が国債を発行しまくって、とてつもない金額の借金を
膨らませたのが今の日本である。
子孫にそのツケをまわして「あとはよろしく頼む」と言う道を選ぶか、
借金を少なくしていくことに本気で取り組むかが問われている。



借金を少なくしていくことを政治の世界では財政再建という。
財政再建のためには、3つ必要なことがある。

1.経済を成長させて税収入を増やす。
2.税金の無駄使いをやめる。
3.国民が今以上に税負担する。



政治のテーマは「何をするか」よりも「何をやめるか、何を我慢するか」
という状況にあることを私を含めて国民は認識すべきである。