中華料理屋にて(入谷) 撮影:12月28日 by GRD Ⅲ
私の年収は手取りで423万円である。
これでは暮らしていけないので、借金をしている。
その額は年間で442万円にもなる。
そんなこんなで年間、約900万円の経済規模で生活している。
家計に占める借金依存度は49%にもなる。
多いな、とは思うが、何せ支出が膨らんでいるので仕方がない。
このところ4年連続で、借金が年収を上回る生活が続いている。
そんなこんなで積もり積もった累計借金が、来年で1億円を越えるのは
間違いないだろう。
大台突破だ。
その一方で、親が残してくれた資産、子供たちの貯金が結構ある。
現金化できれば、その額は1億2,400万円になる。
いざとなったら、この資産で累計借金を返済するつもりだ。
・・・というのはフィクションである。
しかし、この文章の「私」を「日本国」に置き換え、423万円を42.3兆円、
442万円を44.2兆円、900万円を90兆円、1億円を1,000兆円、
1億2400万円を1,240兆円に置き換えたら、現実の話になる。
こうした実態を読者の皆さんはどう考えるだろうか。
資産の裏付けがあるから心配ないと考えるか。
先行きが危うい、非常にマズイ状況と捉えるか。
これはどちらが正しいかという議論ではなく、金銭哲学の領域に属する
判断となる。
私はこの状況は好ましくないと考える。
累計借金を返済していかなければならないのは明らかだ。
毎年使う支出を減らすのと同時に、収入( = 税金)を増やす必要がある。
したがって、消費税増税は止むを得ないと考えている。
政治家の適切な判断を待っている。
選挙で落選したくないから「消費税反対」と主張する政治家は、本物では
ない。
我が身かわいい自己チューだし、国家に対して無責任だ。
新柏駅ホームから見えた夕焼け
銀座・数寄屋橋交差点