ISOT クイントデザイン社ブースにて 撮影:7月4日 by GR DIGITAL Ⅲ
先日、東京ビッグサイトで開催されたISOT(国際文具・紙製品展)で
懐かしいモノを見かけた。
足踏み式のミシン機(蛇の目ミシン製)である。
ブース説明員の許可をもらって撮影したのが上の写真である。
ミシンのまわりに置かれているものはクイントデザイン社の製品だ。
同社はレトロをキーワードに製品つくりをしているようだ。
カタログを見ると、「世田谷にあるアトリエを活動拠点とし、オリジナルの
デザインと1つ1つ手作業で行うモノ作りに注力した商品を展開しています」
と書いてある。
レトロを象徴するものとして足踏み式ミシン機をブースに設置して
製品コンセプトを際立たせようという仕掛けだ。
URL → クイントデザイン
足踏み式ミシン機は亡き母が遠い昔、私が幼少の頃に
よく使っていた。
糸巻き糸をセットして、カタカタカタと縫物をしていたのだ。
今は足踏み式どころか、ミシンを使う女性はほぼ消滅した。
時代はとっくにミシンを必要としない世の中になっている。
よくぞこのマシンを保存していたものだ、と感心した。
また、別のブースではシンガー社製のミシンを見た。
下の写真である。
このミシンも時代ものだ。
こうしたマシンは歴史に残すべき貴重なマシンだ。
ぜひとも大切に保存してもらいたいと思う。