2012年7月7日土曜日

ヨシオミドリ氏( 粘土作家&イラストレーター) 2012.7.7

 ヨシオミドリ氏制作のキャラクター  by GR DIGITAL Ⅲ



今週はさまざまな情報を吸収した一週間だった。
限られた領域での業務から離れて、業界の外を眺めることによって
普段使っていない脳が刺激され、頭の中がデフラグされる感覚を
味わっている。

解説:デフラグ・・・コンピュータ用語。PCを日常的に使用していると
情報記憶部品(ハードディスク)が部分的に破損したり、アクセスが
遅くなってくる。破損領域を修復し、ハードディスクのあちこちに
ばらけて書き込まれたデータを寄せ集めて整理・圧縮し、空き領域を
確保する機能をデフラグという。



東京ビッグサイトで7月4日~6日に開催された「第23回国際文具・紙製品展」。
取引先に勧められて初めて出掛けてみた。


どうせ見るなら出展する全てのブースを見てやろうと思い、
広い会場のいちばん端からスタートし、順繰りに見て回った。
説明員に質問したり、説明を聞いたり、名刺交換をしたりしていると
ひとつひとつのブースに時間がかかる。


杉本カレンダー株式会社のブースに、工場の夜景写真を
集めたカレンダーが展示されていて興味を掻き立てられた。
最近の私は、きちんと撮影された写真を目にすると反応する。

「撮影したのはどなたですか?」とたまたま尋ねた女性がヨシオミドリ氏だった。
氏はそのカレンダーの作者ではなかったが、案内されたのが
氏がデザインしたカレンダー、粘土で制作したキャラクターだ。
私は音楽・美術などの分野で、自ら生み出す才能に憧れる。
自分にはないからだ。


氏は子供向けの絵本も描き、粘土で作った絵画も制作する。
とても綺麗な色使いと可愛らしいキャラクターだ。
絵本は子供たちの精神世界の形成に大きな影響を与える。
ヨシオミドリ氏は世の中の役に立つ仕事をしているのだ。
こうした若い才能がさらに活かされる日本であってほしいと
思った。
いや、日本のみならずチャンスに恵まれれば世界中が活躍
領域になろう。


世界中で愛されているウォルト・ディズニーのキャラクターも
サンリオのキティーも一個人が生み出したものだ。
氏の今後の活躍を応援したい。


ちなみに氏の本拠地は北九州。
仕事で頻繁に東京へも出てきているようだ。

ホームページは http://chinashi.biz
仕事の打診・依頼は info@chinashi.biz

専門はキャラクターデザインで、書籍、雑誌、パンフレット等 挿絵
ロゴデザイン他を粘土とイラストの二本立てで製作してくれる。



なお、直近では以下の作品展が開催される。

会場:フラッグ ギンザ ギャラリー
(中央区銀座1-22-8)
日時:7月23日(月)-29日(日) 11:00-19:00
名称:ヨシオミドリ紙粘土作品展 ネンドパレード Vol.22
こね こね このて



ノーサイド経営のシバタ氏、神立園店主のカンダチ氏は
事業拡大に氏のアイデアを借りることをお勧めする。




東京ビッグ・サイト


ISOT会場受付



ヨシオミドリ氏(後ろは氏の制作によるカレンダー:杉本カレンダー社にて印刷・販売)


私が可愛いと思ったキャラクター


自作の粘土作品を手に微笑むヨシオミドリ氏


作:ヨシオミドリ氏

ISOT 会場風景


店舗・イベント用の商品


カラフルなZEBRAブース


7月4日の雲


帰りのゆりかもめから