両国 by GR DIGITAL Ⅲ
ためらいもなく時は過ぎる。
かつて一緒に仕事をした後輩と千葉で再会して感じた。
初めて会った時の彼は25歳だった。
それが今は40歳だと言われてぎょっとした。
40といえば立派な中年だ。
藤圭子の突然の死は悲しい。
鬱だったというが薬でなんとかならなかったのか。
我々の年代は危険と隣り合わせている。
体力の衰え、仕事の第一線からの引退、子供の独立・・・。
自分の存在意義と誰もが向き合わなくてはならない。
そもそも鬱になりやすい年代なのだ。
鬱は治療で治る。
早まってはならない。