Mr.Dachikan drank it.
先週のことである。
朝、食事をしていると家内が突然私に言った。
「あなた、なんだかんだ言って小保方さんのこと、気に入って
いるんでしょう?」
痛いところを突いてくる。
一瞬たじろいだが、咳払いをひとつしてから冷静に答えた。
「いや、女性としての彼女に対してではなく先端科学技術上の
疑問と騒動に対して興味深く思っているんだ」と。
軽くウソをついてしまった。
60年近く生きていれば誰でもこの程度のウソはつくだろう。
罪はない。
きっと家内も私の言葉をそのまま受け取ってはいないと思う。
足立(育爺)が寄せたコメントを読むと、氏は小保方さんに
かなり厳しい見方を変えていない。
私とは真逆、180度異なっている。
きっと足立(育爺)は主張したいに違いない。
「ワシはたとえ少し可愛い女性科学者であっても、その色香に
惑わせられるような甘い男ではない。是は是、非は非じゃ」
あまり無理をするな、と次回会ったらアドバイスしてあげたい。
一昨日、理化学研究所の笹井芳樹氏が朝日新聞の取材に
答えている。
「STAPは real phenomenon(本物の現象)だと考えている」
氏は小保方さんの指導役である。
Q(朝日):専門家の指摘では、STAP細胞が実は別の万能細胞(ES細胞)が
混ざったものではないかという疑念が多いが・・。
A(笹井氏):他の万能細胞を混ぜても、一つの塊にはならない。
実験をやったことのない人の机上の考えだ。
ES細胞では説明のできないことが多すぎる。
来週中に笹井氏も会見を行う予定だ。
とても待ち遠しい。
いっぽうで、私に本件(STAP)に関して書けと要望してきた志村さんが
小保方さんの会見を受けてどう書いてくるか、私はじっと待っている。