経済の勉強 2015.10.25
経済の勉強を始めて一か月が経過した。
アベノミクスの検証がテーマである。
経済学者の著書、新聞、YouTube が情報源だ。
やればやるほど、自分がいかに無知であるかを思い知らされる。
為替相場って誰が決めるんだろうか? とか、日銀が金融緩和するとなぜ円安になるのだろう? とかの基礎・根源から確認
している。
日本銀行の役割が「物価の安定」にあることも知らなかった。
「貨幣価値の安定」が究極の役割になるのだろうが、そのためには「物価の安定」が必要、ということになる。
現在の日銀における「物価の安定」の定義は、前年比2%のインフレである。
高校時代の石油ショックを思い出す。
原油価格が大幅に上がり、便乗値上げも含めてインフレがひどかった。
だから、私の感覚に「インフレ = 悪」がしみこんでいる。
デフレスパイラルが好ましくないことは理解しているが、2% の
インフレが目標と言われても腑に落ちてこない。
物価が下がり、数多く売れ、結果として企業の総収入が増えて景気が良くなるサイクルもあり、ではないだろうか。
つまりデフレもすべてが悪くないと思えるのだ。
今のところ、そんな仮説が頭をよぎっている。
さらに勉強を続けたい。