キヤノン本社(大田区下丸子)
昨日は春冷えの首都圏だった。
今日は一転、暖かい陽射しが注ぐ一日となる。
日曜にかけても好天が続く予報だ。
米国ではFOMC(連邦公開市場委員会)が政策利上げを発表した。
2008年の金融危機から早9年。
米国経済は順調に立ち直ってきた。
危機後から政策金利を大きく下げてお金が世の中に回るようにしてきた。
(金融緩和)
金融緩和を終えた今は政策金利を徐々に上げて、金融市場を本来の正常な姿に戻す途上だ。
失業率が低く押さえられ、目標インフレ率(2%)も達成できつつある。
トランプ政権の経済政策 - インフラ投資と大型減税 - に対する期待は大きく、先行きは明るいといえる。
経済成長の敵・テロリズムに備えて、大統領は選挙公約を着々と実行に移している。
米国は好況期である。
わが国はデフレ脱却をめざした金融緩和政策が続けられている。
事業を営む人々にとっては低金利で資金調達できる、恵まれた環境だろう。
私のような定年退職者にとっては、銀行金利が低い状況は歓迎できない。
かつての年利8%など望むべくもないが、せめて2%でもあったら全然違うのに、と思うことがある。
でもそうなれば物価も上がるだろうし、良いことばかりではないのだろう。