東京駅丸の内南口
私たちと同世代および先輩諸氏は、感慨深くフランシス・レイの訃報に接したことだろう。
86歳でこの世を去った音楽家の冥福を祈りたい。
朝刊に掲載された読者川柳には感心した。
いつまでも耳奥に棲むダバダバダ(神奈川県 湯町 潤さん)
おそらくフランシス・レイは私が中学生の頃が全盛期だったのではなかろうか。
「さらば夏の日」、「白い恋人たち」、「雨の訪問者」、そして「男と女」はよく耳にした。
下世話な話だが、莫大な印税を稼いだことだろう。
高校生の頃、大平氏(故人)を中心とした仲間と上信越にスキーへ出かけるたび、ゲレンデで流れる「白い恋人たち」がムードを盛り上げてくれた。
氏の訃報で若き日を思い出している。
音楽は昔の記憶を呼び起こす力を持つ。