港区元麻布(8月25日)
昨日、大相撲中継を観ていたら緊急速報が流れた。
カルロス・ゴーン氏が東京地検による事情聴取を受けている、との第一報だった。
年棒10億円でも違和感があるのに、実はその倍も報酬があったとは!
なぜ、隠す必要があったのだろう?
脱税目的?
ズタズタだった日産をピカピカのエクセレント企業へ再生した経営手腕は万人が認めるところだ。
しかし、会社を食い物にする一面も持ち合わせていた。
ルノー、三菱のトップも務め、「この世をば 我が世と思う」ような皇帝ぶりだったようだ。
オランダの子会社を使って高級住宅を買わせ、ゴーン氏が賃料を払わずに使っていたことも報道されている。
8月の暑い日、大平氏一周忌の墓参で麻布山善福寺を訪れた。
その時撮影した瀟洒なマンションがゴーン氏の日本における住居であることも昨夜知った。
長きにわたる権力は腐敗する。
人間の欲望に際限はない。
この2つをあからさまに見せつけられたようで、とても嫌な気分だ。