みなとみらい(横浜市中区)
気が付くと時計は8時10分を指していた。
始業は8時半だからあと20分ある。
ぎりぎり間に合うかどうか微妙なところだ。
タンスから靴下を出す。
履いてみたら左右の色が違っている。
左がうすい黄土色、右が濃いブラウン。
靴を履けば誰にもわかるまいとその靴下で出かけようと決めた。
時間がないのだ。
もたもたしてはいられない。
玄関で靴を履こうとした。
何故か、サンダルしかない。
まずい、革靴じゃなきゃダメだ。
時間がないのだ。
時計をみると8時28分。
もうダメ。遅刻だ・・・
夢とわかるまで少し時間を要した。
今朝のことである。
今年初めてみた夢だから初夢ということになる。
夢だとわかると思わず「助かった!」と心のなかでつぶやいた。
夢でよかったけれども、嫌な夢だった。