光と影(生田緑地)
昨日の高校ラグビー決勝戦。(桐蔭学園 vs 御所実業)
前半は互いにロングキックを蹴る場面を数多く見た。
キック → キャッチ、キック → キャッチ、キックを繰り返すキック合戦。
大切な決勝戦なのにこんなことをしていて大丈夫?と思った。
結果的に桐蔭がキャッチミスから失点し、ゲームは御所実業がリードした。
キックは良し悪しだ。
せっかくのマイボールをみすみす相手ボールにしてしまうキックは賢くない。
地域を取るために敵陣深く蹴りだすキックなら狙いがはっきりしている。
相手の陣形をみてのキックパスも、狙い通り味方がキャッチすれば得点に結びつく可能性が高い。
桐蔭はハーフタイムに藤原監督が「もっとボールをまわせ」と指示を出した。
後半は監督の狙い通り、桐蔭がトライを重ねて圧倒した。
無意味なキックを止めさせた藤原監督は素晴らしい。
きちんと指示を実行した選手たちも素晴らしい。
決勝進出7回目にして、ようやく手にした単独優勝を祝したい。