多摩川 ガス橋付近(大田区下丸子) 撮影:3月15日
このところの報道を見た限り、東京オリンピックはもはや死に体(しにたい)である。
諸外国から延期せよ(postpone)、中止せよ(cancel)との声が次々に上がっている。
IOC、JOC はスケジュール通り準備すると頑(かたく)なだが、白旗をあげるのも時間の問題であろう。
日本一国の問題ではなくなっている。
今日の大相撲 鶴竜 - 朝乃山の取り組み。
投げを打った朝乃山の左手が先に土に触れたため、物言い後の軍配は鶴竜にあがった。
先に土俵に手を着いた方が負け、というルールがある以上は朝乃山に負けがついても仕方がないだろう。
ただし、土俵際の攻防ではどちらが死に体だったかという判断基準もある。
だから私は取り直しかなと思った。
先に手を着いたのは朝乃山、投げられて死に体だったのは鶴竜、よって取り直し。
だが、そうはならなかった。
判断基準を今一度、明確にしたほうがよいのではなかろうか。
合わせて、立ち合いタイミングの力士任せを改め、行事の掛け声に合わせて立つ改革にも着手してほしい。
オリンピックの話から大相撲に話が飛んでしまった。
どちらも気になるのだ。
上流を望む