ソウル市内 2008年10月
日常的に紙幣・コインを使わなくなって久しい。
私のキャッシュレス体験は1998年にクレジットカードを申し込んだときから始まった。
英国旅行に出かけることになり、必要に迫られてカードを作った。
便利な仕組みだな、と感心したものである。
わが国でキャッシュレスを一般的にしたのは Suica が最初だろう。
鉄道に切符を買わずに乗れたり、乗越清算が不要になったメリットは大きかった。
2001年か2002年に御茶ノ水駅で Suica を申し込んだときのことをうっすらと覚えている。
500円のデポジットが必要だった。
新しい時代の息吹を感じた。
チャージのために駅の自販機で現金を使わなければならない点では、Suica も完全なキャッシュレスとはいえなかった。
続いてセブンイレブンの nanaco も使い始めた。
これもチャージを必要とするが、いちいち財布から現金を出さずに買い物ができるのは画期的だった。
決済の際にユーモラスな音がするのも新しかった。
今はほとんどの買い物を d払いかクレジットカードで行っている。
したがって現金を使うことがほとんどなくなった。
この先、キャッシュレスがどう進化していくか。
日銀もデジタル通貨の実用化に舵を切った。
世の中がどんどんその姿を変えていく。
頑張って流れについていきたい。