ヤッキー
このところ小椋佳のアルバム「もういいかい」をよく聴く。
喜寿を迎え今年で引退するそうだから、これがラストアルバムになるのかもしれない。
アルバムでは音楽の世界で成功できたのは歌が好きだったこと、努力したこと、運に恵まれたことだと歌詞で詠っている。
彼は東大法学部を卒業し第一勧業銀行へ入行。
頭取候補ともいわれたサラリーマン生活を送りながら音楽活動も行い、音楽の世界でも卓越した業績を挙げ始めた。
やがて銀行をやめ音楽活動に専念した話は誰でも知っている。
wiki によると音楽で騒がれるようになった初期の頃、「こんなことは長くは続かない」と思い銀行に勤め続けたそうだ。
最終的に銀行をやめて音楽に絞ったのは、おそらく一生食べるに困らない印税が入り込み出したことだったと推測する。
自ら歌うだけでなく、数多くの楽曲をアーティストへ提供し多くがヒットした。
世の中には才能と運に恵まれた成功者は数多くいるが、小椋佳も間違いなくその一人だ。
アルバムの最後の曲名が「SO-LONG GOOD-BY」。
羨ましすぎる人生である。