横浜市緑区 9月14日
昔だったら敬老の日。
時代は変わった。
さて、日経BP社に「#駄言辞典」という本がある。
この本によると、こう書いてある。
駄言(だげん)とは「女はビジネスに向かない」のような思い込みによる発言。
とくに性別に基づくものが多い。
相手の能力や個性を考えないステレオタイプな発言だが、言った当人には悪気がないことが多い。
岸田改造内閣に5人の女性大臣が登用された。
記者会見での岸田総理のコメントに、「こりゃ駄言かもね」と感じた。
「女性ならではの感性や共感力も十分発揮していただきながら、仕事をしていただくことを期待したい」
今日の朝日新聞社会面に「首相 女性ならではの感性を発揮して 発言波紋」という記事を見つけた。
・男性には「男性ならでは」と言わないのに、女性だと属性が先立つ。
<社会学者・水無田気流氏がSNSに投稿>
・女性は共感力が高い、という思い込みは、女性にケアやサポートする役割を背負わせる旧来的な社会規範から生まれている。
<上智大学教授・三浦まり氏>
やはり、岸田総理のコメントにこうした反応があることがわかった。
もちろん、総理に悪気はない。
ただし、世の中はジェンダー平等の方向に進んでいる。
総理もぜひ「#駄言辞典」で学習しておいたほうがよいと感じた。
もちろん私も。