Bing Wallpaperより
14時からの会見を興味深く見た。
藤島ジュリー氏の社長退任、東山紀之氏の社長就任はマスコミ予想通り。
この春、英国BBCがジャニー喜多川氏の性加害事件を報じた。
以来、少しづつ実態が暴かれ、とうとう今日の会見までこぎつけた。
この件についてはメディアも強い利害関係から長くだんまりを押し通してきた。
隔世の感を禁じ得ない。
中田敦彦氏の YouTube大学における発信も一連の動きを加速させた力となったと思う。
番組内でも中田氏は語っていた。
この件に踏み込むには怖さもあった、と。
それでも彼の背中を押したのは Silence is Complicity という言葉。
(沈黙は共犯)
中田氏の学芸大附属高校時代の学友・内田舞氏(ハーバード大学医学部准教授、マサチューセッツ総合病院小児うつ病センター長)が書いた 「ソーシャルジャスティス」を読むと、Silence is Complicityについて触れた記述がある。
人種差別、男女差別に対して沈黙を保つことは加害者側への追い風を吹かしていることになる、という考え方だ。
今日の会見はわが国のタブーがこじ開けられた歴史的なイベントだった。