広告 2008.1.24 7:58 みなとみらい
最高気温が10℃を下回る冷えた日が続いている。
寒くなるべき時に寒くなるのは良いことである。
寒くないと何が困るのか?
1.自然界のバランスが崩れる。
動植物の生態系が乱れる。
2.寒さで成り立つビジネスが成り立たなくなる。
景気へ与える影響は小さくない。
一方、この厳しい寒さは路上生活者(ホームレス)にとって生命の危機に
さらされる時期であろう。
私はそのことを思うたび、自宅の布団で暖かく眠れることに感謝せざるを得ない。
もっと楽な暮らしを、とか、もっと収入があれば、などなど人間の欲望に限りはない。
日常を退屈に感じて、もっと楽しいことがないのかと思う人もいるだろう。
向上の意欲・前向きのエネルギーでもあるので否定はできないが
そこばかり見ていては幸福感が損なわれてしまうだろう。
衣食住の基本が平均的なレベルで満たされていたならばまずはそのことに
感謝したほうが良いと思う。
仕事の面では、今週から繁忙期が始まった感触がある。
年度末の需要期が開始したのだ。
顧客やパートナー企業から、思いも寄らぬさまざまな案件が突然舞い込んでくる。
この時期は同時並行で複数の案件が進むので、ミス・モレのないよう進捗から
目を離さない必要がある。
今週もヒヤッとすることが発生した。
先週受注して喜んだ大型案件に”事件”が起きた。
今週になって仕入先に発注したら、見積時点の仕入価格と現在のそれが
大きくかけ離れていることがわかったのだ。
このままでは大きな損失を招いてしまう。
幸い顧客との信頼関係が良好のため事なきを得たが、肝を冷やす
できごとだった。
最近、ハインリッヒの法則を思うことが多い。
1つの重大事故の陰に29の軽い事故が潜んでいる。
さらに300のヒヤリとする事件が起きている、というものだ。
「1:29:300の法則」ともいう。
単なるスローガンでは事件事故は防げない。
事前防止、危険回避の仕組みをシステム化しておく必要がある。