2008年1月7日月曜日

仕事始め(働くということ)  2008.1.7


2008年の仕事始めを終えて帰宅した。

企業の従業員になって30年経過するが、何年やっても休み明けは
心理的に辛い。(休み明け)前日の夜が特に最悪である。憂鬱な気分は当日の朝まで続く。つまり今朝まで気持が重たかったことになる。本当に、何年やってもこのパターンは不変だ。
もともと今の仕事と職場自体は嫌いではないので1日出勤すれば憂鬱病は
ケロっと治ってしまう。
今日一日を終えたので、明日からは普通に出勤できるだろう。
心理的にしんどいのは前日午後と当日だけのことである。
おそらく「5日働いて2日休む」生活リズムが崩れることと気楽な生活に未練が
あるからだと思う。
時間やミッションに拘束される生活に戻るのが嫌なのだ。
休みの魅力はこうした拘束から解放されるところにある。
つかの間の現実逃避感覚に浸っていた気もする。
この程度のことで憂鬱になったなら、健康で働けるということの幸せに思いを
馳(は)せなければならない。
朝きちんと起きて仕事に行くという、普通の人にとって当たり前なことがどれだけ
大切な習慣かを私は知っている。
仕事をするということは生活の糧のみならず、社会に参加するという
人間としての尊厳にまで関わる大切なファクターなのである。
私の実兄はここを誤って人生を狂わせてしまった。
そのおぞましい事例から、確信を持ってそう言える。
さぁ、ブツブツ言わず明日からまた仕事だ。

写真   御殿場から見た富士山(読者提供)