昨日の朝は冷え込んだ。
箱根駅伝が行なわれた2日、3日も同様な寒さだったと思う。
運動不足なので散歩に出ると、池に氷が張り草木も凍っていた。
霜柱を見たのも久しぶりだ。
寒かったけど嬉しく感じた。
冷えるべき時に冷える、寒くあるべき時に寒いのは健全だと思う。
新年を迎えて新聞を開くと環境、グリーン、地球温暖化、
カーボンオフセット、二酸化炭素などの単語が昨年に増して目につく。
温暖化対策に欧州は本気だし、米国も秋に選ばれる新政権では
間違いなく本気になる。
台頭著しく排出大国の中印とも上手に折り合いを求めて
いかなければならない。政治経済の一大テーマだ。
今までとは明らかに時代が変わった。
豊かさの追求(経済成長)と温暖化対策の両立をめざした地球単位の
取り組みが始まったのだ。
かつて企業が手段を選ばず利益を上げようとした時代から、法令順守
(コンプライアンス)を前提とした企業活動を求められるようになった。
これは歓迎すべき変化で、当たり前といえば当たり前のこと。
従来の企業行動ルールがおかしかった。
今年からは昨年以上に温暖化対策への対応を求められるのは
必至である。
ルールが変わったのだから、ぐずぐずしていると競争から脱落する。
この変化に対応できた企業が成長し、乗り切れない企業は
淘汰されていく。
今年はこの変化を体感することになると思う。