休み明け二日目から今日まで四日間、年始挨拶まわりで忙殺されていた。
これで休み明けの倦怠感、憂鬱感は吹き飛んだ。
年始挨拶はアポなしで堂々と顧客訪問できる貴重な時期である。
アポなし訪問のことを私は「襲う」と呼んでおり、一部の例外を除いては
推奨していない。
普段は事前にアポをとったうえで訪問しないと空振りに終わる可能性が
あるし、訪問される側(顧客)にとっても突然襲われては仕事の邪魔になり
迷惑な場合も多いだろう。
イヌや猫は散歩する時、自らのテリトリーであることを示すために、
ところどころで自分の匂いを付けていく。
この行為をマーキングというが、我々の年始挨拶まわりもマーキングと
同類だと思っている。
顧客に忘れられないよう印象付けして、必要な時に思い出してもらうように
しなければならないのだ。
今年は年賀タオルを用意してみた。
営業マンたちが顧客に喜んでもらいたかったし、マーキングをより効果的に
したかったからである。狙い通り好評だった。
モノをもらうということは嬉しいことなのだと改めて確認した。
今週を外すと年始挨拶にふさわしい時期が終わってしまうから休む間もなく
多くの訪問件数をこなした。
さらに昨晩は接待もあり帰宅が遅かった。
今夜はさすがに疲れを感じている。
しかし計画以上にマーキングに成功した感触があるので精神的には
満足できる一週間だった。
今夜はゆっくり休みたい。