横浜市青葉区 12月26日
今朝、新聞を買いに出たついでに近所の公園へ寄り道した。
写真は公園の一角の、枯葉を集めた場所である。
冬らしい光景である。
さて、コロナ禍でどこへ出かけるにも必需品と化したマスク。
春に極端な品薄になり、ドラッグストアに早朝から行列ができる騒ぎに発展した。
商品がない、となると人々は並んででも買い求めようとする。
今ではあの騒ぎがうそのようである。
あの頃、列に並んだ人々はどこへ消えてしまったのか。
人々が行列を作っている頃、私は洗って再利用できる布マスクに着目し、ネットでオーダーを入れた。
納品までいくらか日数を要したが、使い捨てマスクの買い置きがあったのでぎりぎりしのぐことができた。
購入した布マスクは計9枚にもなった。
おかげで私はマスク不足と無縁だった。
世間で「マスクがない、高い」と聞くたび、少し誇らしく感じた。
やがて、使い捨てマスクも潤沢に流通するようになった。
高いお金を払って手に入れた布マスクを使わなくなった。
使う必要がなくなった。
でも、待てよ。
このまま使わずにおくのはもったいない。
そう考えて、11月から再び使うようになった。
使うたびに布マスクを洗う手間と、使い捨てマスクの価格とを比較すると、ひょっとすると後者のほうが経済的かもしれない。
でも、布マスクを使わないで放置することには軽い罪悪感がある。
お金を投じて買ったものは大切に使い切るべき。
そう考えて、毎日せっせと布マスクを洗って干している。