2007年12月2日日曜日

ラグビーシーズン(早明戦)       2007.12.2

今日は関東大学ラグビー対抗戦のトリ 戦が国立競技場で行なわれる。



戦はラグビーファンに、一年でいちばん熱く面白い試合を見せるという
ミッションを持っている。」
清宮克幸前早大ラグビー部監督(現サントリー監督)は著書
「究極の勝利 アルティメイトクラッシュ」(講談社)においてこのように語っている。


かつて両校は間違いなく大学ラグビー界の両雄であった。
しかし1990年代においては大東文化大学・関東学院大学が台頭する一方、
早稲田の長期低迷により必ずしも清宮克幸氏の思い通りにはならない
シーズンも多かった。
明治が大学選手権決勝に勝ちあがっても、戦う相手は早稲田ではないことが
多かったのである。
逆に2000年代は早稲田が復活したのに対して、明治の低迷が長く続いている。
ここ数年は関東学院大学早稲田の襷(たすき)がけ優勝のような様相を呈している。


昨シーズンからようやく明治復活がささやかれてきた。
去年の戦ではかつてのように明治の学生が大挙して応援に駆けつけた
感があった。スタンドが賑やかになってきたのである。
藤田ヘッドコーチが明治の看板であるフォワードの強化に注力していると聞く。


そんななかで迎える今日のゲーム。
勝敗に関して言及すれば、早稲田有利であろう。
私は勝敗よりも明治の復活が本物かどうかに注目したいと思う。
清宮氏の言うような、一年でいちばん熱く面白い試合を見せるまでに復活
してきたかを見極めたい。


キックオフは2時。NHKでライブ中継するので読者諸君もぜひご覧ください。
私は例年通り国立のスタンドで観戦し、その後ホテルセンチュリーハイアットでの
忘年会に参加する。