2007年12月29日土曜日

仕事納め    2007.12.29
















昨日は年内最終日。
いわゆる仕事納めであった。



仕事はメリハリが大切だと思っているから、仕事納めは朝からのんびり・ほんわかムードで良い。
売上も前日に締まっている。
営業マンはそれぞれどこへともなく出かけていく。
私は休み明け初日に行なわれる地区会議で使う資料(業績分析)を作成したり、
営業マンとの個別面談をして過ごした。



第3Q(10月~12月)を終えて、改めてデータを整理し分析してみると
意外な事実に気づくものである。
なかには根本的に認識違いだったアイテムすら発見することもある。
だから分析は絶対に必要である。
日常は目の前の急務に追われるからじっくり分析している余裕はない。
まとまった時間範囲で閉めて、データ分析することは正確な姿を知る意味で
欠かすことはできない。



ポイントとなる管理項目については週間単位で把握している。
細かく捉えて作業(成果)の遅れを把握したら、すぐさま手を打たないと
後で困るからである。月次単位で見ておく項目もある。
週次、月次、Quarter の区切りに何を整理するかはマネージャーの腕である。




戦略、戦術は分析なしでは成り立たない。
経営コンサルタントの大前研一氏に言わせると、「分析なくして戦略なし。
ただし、真の戦略は厳密な分析よりもトップリーダーの創造的要素が含まれた、
精神力と意志の力によるものであることが多い」そうである。
まったく同感である。



参考文献  ストラテジック・マインド 大前研一著 新潮文庫