紅白歌合戦が好きだ、と書いた。
待ち遠しい。
ただし、ひとつだけ危惧していることがある。
”それ”はおそらく必ず今年もある。
もし、私と同じ感覚を持つ人がいたらうれしい。
男性有名大物歌手がかつてのヒット曲を歌う場合に、”それ”が
行われることが多い。
大物女性歌手には不思議といない。
理由はわからない。
”それ”とはテンポ遅れで歌うことである。
つまり、わざと1テンポ遅らせて持ち歌を歌う男性大物歌手が
結構多くないか。
例えば五木ひろしが「横浜たそがれ」を歌うとしよう。
よこはま(タ・タ・タ・タ) たそがれ(タ・タ・タ・タ)
ホテルの(タ・タ・タ・タ) 小部屋(タ・タ・タ)
が本来の歌い方だ。
ところが、大物はなぜだか次のように歌う。
よこはま(ータ・タ・タ・タ) たそがれ(ータ・タ・タ・タ)
ホテルの(ータ・タ・タ・ター) 小部屋(ターータ・タ)
ホテルの(ータ・タ・タ・ター) 小部屋(ターータ・タ)
おわかりだろうか。
こちらは原曲のテンポに忠実な歌を聴きたいのに、
何故かテンポをずらして歌うのだ。
しかも、そんな歌い方をする大物はどこか偉そうだ。
きっと今年も誰かがやってくれるだろう。
好きではないけどそんな大物歌手を観てみたい気も
ちょっぴりある。