2009年9月14日月曜日

いつも音楽と共に生きてきた(Led Zeppelin)  2009.9.14


                     秋に咲く花



Led Zeppelin の Stairway To Heaven を聴くと高校時代の
思い出が蘇る。
Zeppelin を語るとき、クラスメイトのタジマから受けた影響を無視
することはできない。



Zeppelin は Immigrant Song(邦題:移民の歌)が出世曲だ。
高いボーカル、エネルギーに溢れたサウンドが印象的である。
ハードロックと呼ぶジャンルに属するグループだった。

当時の私は Beatlesが解散した後のポストBeatlesを探していた。
Zeppelin にそうした期待をかけた時もあったが、聴けば聴くほどいろいろな
面で違っていることに気がついていった。
そもそも彼らにポストBeatles を期待すること自体が誤りだったのだ。
路線が違う。
彼らの価値は別の面にあった。



高校一年のある日、新宿にあるタジマの自宅に遊びに行った。
Stairway To Heaven をそのとき教えられたように記憶している。
ステレオから流れたStairway To Heaven は、Immigrant Songとは違い
おとなしく静かなメロディだった。
ギターの音がきれいで、従来のZeppelin のイメージを変えるものだった。
もっとも最終部分はハードロックに転じ、ひとしきり騒いだ後、再び静かに
終わる構成だ。



高校二年の時、武道館で行われたZeppelin のコンサートにタジマと二人で
行った。
座席はかなり天井に近く、あまり良い席ではなかった思い出がある。



こんな思い出をタジマは覚えているのだろうか。