丸の内
今年一番の暑い夜。
マンションの玄関を出た瞬間から、もわっとした熱気を全身で
感じながら1時間歩いてきた。
早くもセミが鳴いている。
本格的な夏が始まったことを知る。
考えてみれば7月も16日だから当然だ。
まずは睡眠を充分にとってこの夏を乗り切りたい。
さて、一昨日のワールドカップ決勝戦。
月曜日、かつ早朝4時キックオフなのでテレビ観戦するか否か
少し迷ったが、これで最後だからという思いに背中を押されて
結局、観戦した。
90分で決着がつかず、延長後半、ゲッツェの美しいシュートが
決勝点になった。
大事な場面に巡ってきたチャンスをしっかり決める技術の高さ、
メンタルの強さに脱帽である。
これで彼の選手価値は飛躍的に上がり、使いきれないくらいの高給で
欧州クラブチームに迎えられることになるのだろう。
新聞、テレビで盛んにドイツ優勝の勝因解説がされている。
組織力で優っている、うんぬんはその通りだと思う。
テレビで観た限りでは、アルゼンチンにも決めるチャンスはあった。
キーパーと1対1の場面が2回はあったはず。
そこで決まる、決まらないが結果に直結する。
結果的にドイツが勝ったが、両チームの力量差は感じなかった。
チャンスをモノにできるかできないか。
その差だけだと私は思った。
拮抗した素晴らしい決勝だった。