金曜日、土曜日は6月から準備をしてきた取引先イベントを迎える。
私にとっては仕事における「発表の場」である。
習い事に発表の場があるように。
やるべきことはやってきたから、今は心静かに
金曜日を楽しみに待つ心境だ。
自社商品・サービスをアピールして取引先に数多く販売して
もらうのがイベント出展の目的である。
そのために知恵を絞り、準備に労力をさく。
成果のカギを握るのは企画力である。
製品製作における「設計」にあたる。
何を、どのようにアピールするか。
社内外にアンテナを張り、どんな商品・サービスがあるかを
把握しておく必要がある。
商品・サービス群を頭に入れたら、それらが本当に取引先で売れる
可能性を持つかをわが心に問いかける。
ここはまず、勘と経験に頼る。
さまざまな人とディスカスするプロセスも必要だ。
自分の持つ情報と経験からくる”引き出し”だけで速断するのは
間違いのもとである。
出展する商品・サービスを決めたら、商品担当区へ出展イメージを
ぶつけてディスカスする。
このプロセスを疎(おろそ)かにすると、イメージとかけ離れた
冴えのない出展になってしまう。
過去何度も失敗してきたから身に染みている。
商品担当区の出展品質とどこまで妥協し、どこまで要求するかも
自分次第である。
最高品質を求めて行けるところまでは行くように心がけている。
さて、その結果はいかに。
近い将来の結果で判定できるからこれがまた楽しいのだ。
こんな楽しい仕事も今回を含めてあと二回。
悔いのない仕事にしたい。
いや、必ずそうしてみせる。