2016年12月21日水曜日

デジカメ受難の年  2016.12.21

渋谷駅




今年はデジカメ受難の年だったことを最近知った。


ここ数年、スマホに押されて売上が落ちていることは周知の事実。
ニコンもカメラ部門のリストラ計画が報道された。
キヤノンもイメージング部門の売上減が止まらない。
2013年あたりまでは国内も輸出も絶好調だった。
数十万円もする高性能の高級デジカメが売れに売れていたが、さすがに一巡した感がある。


今年の特殊事情として熊本地震がある。
デジカメの画像センサーはソニーのシェアが高い。
ソニーは熊本に工場を持っており、地震の被害を受けて生産が滞った。
作れないのは辛い。


デジカメはかさばるので持ち歩くのに億劫だ。
スマホで済ませられるのなら、敢えてデジカメを持ち出す理由はなくなる。
ポケットにすっと入るスマホには勝てない。
だからコンパクトなデジカメはすたれた。


私はスマホを持っていないので、外出時には必ずデジカメを携行する。
4台のデジカメを外出シーンに合わせて選択するのだ。
コンパクトが2台、中型(ミラーレス)が1台、一眼レフが1台である。


4台のうち3台は同じ時期に購入しているから、使えなくなる時期もほぼ同時にやってくることだろう。
その時に買替をどうするか。
ときどき頭をよぎるが、いつも先送りしている。
そのときになったら考えよう、と。