東京ガーデンテラス紀尾井町
首都圏に住む人は今日、明日の夜に空を見あげることをお勧めする。
寒天に輝く、丸い大きな月を拝むことができる。
ここ数日は晴れ予報なのできっと見えると思う。
そういえば、村上春樹の「1Q84」では主人公がある日突然、夜空に月が2つ見えるようになる設定だったことを思い出した。
大相撲1月場所が始まった。
私は毎日16時くらいからテレビ中継を観る。
今場所は大関の綱取り騒ぎがなく、比較的落ち着いている。
最高にうまくいけば稀勢の里に可能性があるといえるが、序盤5日を終えてみないとわからない。
今日勝てば5連勝になるので、そうなればNHKアナウンサーが黙っていないだろう。
昨年は盛り上げるだけ盛り上げて、そして盛り下がる繰り返しだった。
まぁ、それもまた相撲のうちではある。
これからさらに強くなりそうな力士は貴ノ岩(10枚目:4連勝)、千代翔馬(6枚目:3勝1敗)、玉鷲(関脇:3勝1敗)らモンゴル勢と御嶽海(筆頭:3勝1敗)だ。
モンゴル勢は身体の均整がとれている。
彼らが上がれば上から落ちてくる力士が出る。
大関4人とて安泰ではない。
安泰どころか尻に火が付いている。
十両の宇良(4連勝)は素晴らしい。
彼はまさに業師である。
気が付けば身体も大きくなってきた。
一生懸命稽古をし、がんがん食べているとみえる。
昨日の粘り腰は驚異的だった。
こんな残し方をする力士は見たことがない。
宇良の驚異的な土俵際”残し”(1月場所4日目)
※NHKの映像なので遠からず削除されるかもしれません