新横浜
昨晩、久しぶりにアルコールを飲み、こたつに入りながらテレビを観ていたら寝入ってしまった。
たっぷり1時間くらい熟睡した。
楽しみにしていた番組なのだが睡魔には勝てなかった。
眠いという感覚を感じることなく、ストンと眠りに落ちた。
人生の終わりもこんなだったらいいのにな、と思った。
死ぬ間際というのは人体の機能が脳も含めてかなり低下しているから、苦しみは感じないという説を聞いた。
そうであればありがたい。
死への恐怖は、元気で生きているからこそ強く意識するのかもしれない。
いずれにしても誰もが通る道であり、避けることはできない。
あれこれ案ずること自体が無駄な気もする。
それより大切なのは、生きている時をいかに幸福を感じながら送ることである。
昨日、市民大学の講座後のこと。
85歳の先輩男性とお茶を飲みながらお話しする機会があった。
先輩は足元こそ少し弱っておられるものの、お顔の色つやは良く頭脳も明晰でお元気だ。
小さな会社を経営しており、「金儲けを考えることがボケない秘訣だ」と笑いながらコメントしていた。
金儲けが生きる歓び・意欲につながることはすんなり納得できた。
どんなことに幸福を感じるかは人それぞれである。
私も定年退職後、かなりそれが鮮明になってきた。
幸福に感じる時間を多く持てるよう、お金と時間を工夫して進んでいくつもりだ。
もちろん義務も果たしながら。