六郷橋にて(山梨学院大学 伊藤 淑記選手)
箱根駅伝が始まった。
正式名称は長い。
「第93回東京箱根間往復大学駅伝競走」という。
昨日が往路、今日が復路でそれで終わる。
楽しい時、楽しいことは短いのが世の常。
凝縮して燃え上がり、はかなくも消えてしまう幻(まぼろし)のようなイベントだ。
それでも毎年、飽きもせず熱中する。
これが終われば私の正月も終わりだ。
往路を終えて青山学院がトップ。
三連覇可能な位置につけた。
とはいえ、2位・早稲田と33秒、3位・順天堂と2分24秒、4位・東洋と2分40秒の差しかなく、これから始まる復路がおおいに楽しみである。
どこが勝とうとも構わないが、大差をつけた独走はつまらない。
抜きつ抜かれつのデッドヒートを期待したい。
箱根駅伝は数年前まで駒澤がダントツで強かった。
そこに東洋や早稲田がからみ、伏兵・亜細亜や日体が優勝をさらっていった年もあった。
10年前から強化を始めた青学は今まさに絶頂期を迎えている。
原晋氏を監督に迎え、力のある高校生を集め、科学的なトレーニングを行って常勝チームを作り上げた。
青学の強さを支えるトレーナーの記事を見つけた。
科学的なトレーニングの一端を知ることができる。
箱根3連覇へ 常勝・青学駅伝部、“肉体改造請負人”の哲学(←クリック!)