モルスキ・オコ (ポーランド、タトリ国立公園)
PCを起動して Windows にログインすると、Microsoft が用意する風景写真が現れる。
美しいもの、それほどでもないもの、さまざまである。
たまに「オオッ!」という素晴らしい景観も現れる。
この写真はそうした傑作に部類されるもののひとつだ。
先日、カンブリア宮殿(テレ東)でスターバックスが取り上げられた。(6月24日)
私が知らなかったスタバ社日本法人の取り組みがいくつか紹介されており、大変興味深かった。
このところ、「安いニッポン」(物価・賃金が安い日本)が私の頭を離れない。
物価が安定していることはありがたいのだが、同時に働く人の賃金も上がらない。
ここ30年で欧米諸国の平均賃金が上がっているのに、日本はずっと横ばいを続けている。
考えてみれば、スタバの商品は安くない。
カフェラテにせよ、フラッペにせよ、けっこうな値段設定である。
きっとスタバの価格はアメリカ並みの価格なのだろう。
それでも店を訪れる人は後を絶たない。
支払う価格以上の価値を感じているからだ。
社員にもパートナー(スタッフ)にも高めの価格に似合った給料が払われているはず。
会社の利益が働く人に還元されれば、働く人たちも顧客サービスに力を惜しまない。
好循環である。
「安いニッポン」から抜け出るヒントがここにある。