今朝の空（青山通り -Route246-） by GR DIGITAL Ⅲ
今日の日中は寒さが緩んで暖かくなった。
明日は20℃近くまで上がるらしい。
三寒四温を繰り返して春になっていく。
好む好まざるに関わりなく季節は巡る。
さて、IT業界について感じていることを書く。
2000年代はITの時代と言われる。
Google、amazon、Facebook など、従来の概念を超える企業が
急成長して莫大な富を生み出した。
特徴的なのはいずれも原価が低く、アイデア抜群なこと。
一方、1995年の Windows 95でIT業界の覇権を握ったMicrosoft は
どん詰まりの感がある。
もちろん有数なお金持ち企業なのだが、伸びるだけ伸びて
この先、さらに成長する兆候はみえない。
Web による受注生産で成長した Dell コンピュータも勢いがない。
我が国の NTTドコモもライバル2社に追い上げられて
背中をあと少しでつかまれそうになっている。
昨日の覇者は今日の敗者になりかねず、好調な企業も
一刻も油断できない。
栄枯盛衰が激しすぎるのだ。
これからも新たな参入者が思わぬ成長を遂げ、流れを
つかみ損ねたプレイヤーが不本意にも退場を余儀なくされることだろう。
アイデアを持つ人たちには心躍る業界だろうし、追われるものには
過酷な場所だ。
急成長しているところとはそういうところなのだと思う。
