2013年3月17日日曜日

NTTドコモ  2013.3.17  

 by PENTAX K-5 with DA50mm F1.8   
 
 
 
ソフトバンクが「つながりやすさ No.1」をアピールする時が来た。
 
 
繋がらない、通話中に切れる・・・かつては同社のウィークポイントだったが、
プラチナバンドと呼ばれる帯域(800MHz)免許を獲得したこと、
および、ここ数年の設備増強努力が実ったものと思われる。
 
 
 
一方、ドコモの負け続けはとどまるところをしらない。
毎月の契約者増減でソフトバンク、KDDI の後塵を拝するように
なって久しい。
契約者数の増減は経営の根幹のはず。
原因ははっきりしているのに経営陣が決断できないでいるのだ。
つながりやすいというアドバンテージも過去のものになりつつある。
 
 
原因は一にも二にも iPhone の取扱い有無にある。
その証拠に、スマホ進出で遅れを取ったKDDI が iPhone を
扱うようになった途端に業績が上向いた。
ドコモも取り扱いを何度も検討し、アップルと交渉したようだが
アップルから要求される販売数量が過大で前に進めない。
 
 
ドコモという会社自体は NTT からの異動者が幹部の大半を固めており
良くも悪くも「おっとり」している。
私自身、かつて千葉支店に出入りしていたのでよく知っている。
株主も会社に合せてお人良しで、業績責任追及も甘いのだろう。
 
 
 
まったく面白さのかけらもないドコモダケのテレビCMも
見ていて痛々しい。
よくあんなCMに 経営陣は Go をかけたものだ。
 
 
日本の携帯電話市場のパイオニアであり、iモードで
ネット市場も切り拓いた功績は大きい。
だからこそ今日までずっとドコモと契約してきた。
環境変化に対応できず衰退していく巨人を見る思いだ。
しっかり建て直してほしい。