夜になって空が抜けた。
雲がきれいな形をなし、いくつかの星がきらきらと輝いていた。
昨夜、NHKの歌番組で八代亜紀が歌う「黄昏のビギン」を聴き
いい歌だな、と感じ入った。
聞いたことのあるメロディだが、曲名は知らなかったし
かつて誰が歌っていたかも知らなかった。
外国の歌かもしれないな、とも思った。
Wikipedia で調べて作詞/作曲が詠六輔/中村八大、歌手が水原弘
であることを知った。
詠六輔/中村八大の作品で有名なのは「上を向いて歩こう」だ。
1959年10月発売だから、私が幼い頃の歌である。
聞き覚えがあるのは、ちあきなおみによる歌だった可能性もある。
iTunes Store で検索すると、筆頭は小野リサ、Sumire、中森明菜、
薬師丸ひろ子、秋元順子が上位に並んだ。
本家 水原弘もある。
聴き比べて秋元順子をダウンロードした。
一番しっくりきたからだ。
彼女の歌を買うのは後にも先にも初めてだ。
昨夜から今日にかけて私は、秋元順子の歌う「黄昏のビギン」を繰り返し聴いて
素晴らしい歌と詩の世界に浸っている。
音楽って本当に素晴らしい。