イオンモール木更津
パリで死者120人を超えるテロが起きた。
辛い知らせである。
フランス国内はもとよりユーロ全体で警備が強まり、日本でも
空港での出国審査が厳しくなることが予想される。
テロのような暴力を阻止する完璧な方法はない。
警備を強固にして実行しづらくする「抑止」ならできる。
フランスがテロ組織への制裁・報復をいかに行うのか大いに気になる。
報復はさらなる報復の連鎖を招くのも事実だが、おそらく泣き寝入りはないと思う。
120人以上の犠牲者を出したのだから。
このテロはユーロ経済をしばらく冷やすことになる。
週明けの欧州株価市場は大きく値を下げるだろうし、為替もユーロ安へ動くと思う。
経済の世界ではこうしたテロなどによるマイナス影響を「地政学リスク」と呼ぶ。
欧州の地政学リスクは高まってしまった。
日本の警視庁、東京オリンピック関係者も備えへの思いを新たにしていることと思う。
大会の安全、平和を守ってほしい。