私が興味を持てないスポーツ 2015.11.7
野球、サッカー、相撲、ラグビー、陸上、柔道、ゴルフなどスポーツ中継を観るのが好きだ。
オリンピックが開催されると、普段あまり観る機会のない競技にも興味を持つ。
スポーツは身体を使った芸術だ。
ただ、私にはどうしても興味が持てない競技がある。
選手には申し訳ないが、フィギアスケートだ。
”ついで”に観ることはあっても、自ら積極的に観ることがない。
昨日、浅田真央と本郷理華の滑るところをたまたまテレビで観て、そのことに気が付いた。
あれほどの完成された演技を披露するまでに、多くの練習時間が費やされているだろう。
傾けた努力の総量も莫大なはず。
そのことはわかっているのだが、興味が湧かないのだ。
人が人を評価する採点競技だから、ということが好きになれない一因だ。
有名選手は「有名点」が加点されることも不平等に感じる。
昨日の浅田と本郷を較べれば、私は本郷の伸びやかな演技のほうが優れていると感じた。
人が人を判断するということは、評価が別れるということだ。
タイムや得点を競う競技は勝ち負けがはっきりしている。
人の私情が入り込む余地がほとんどない。
フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミングはその点が決定的に違う。
だから好きになれない。
ただし、そこで技術を磨いているアスリートたちには敬意を表したい。