2015年11月2日月曜日

米国IT企業の稼ぐ力   2015.11.2





先月末から今月初旬は企業業績発表のシーズンである。
(7-9月期)
景気の良し悪しを判断するには格好のデータであり、毎回注目して見ている。



現在、時価総額 世界No1 は Apple である。 
(日本企業でのNo1はトヨタ自動車)  
時価総額30兆円を超える米国IT企業が、7-9月でどれくらい
稼いでいるかチェックしてみた。
1ドルを120円換算した金額だ。


Apple 
    売上高  6兆1800億円  22%(前年同期比)
    純利益  1兆3300億円  31%


amazon
    売上高  3兆 400億円  20%
    純利益      94.8億円  -


Microsoft
    売上高  2兆4400億円  -10%
    純利益     5500億円     2% 


Alfabet(Google)
    売上高  2兆2400億円   10%
    純利益     4700億円      40%


※ amazon の純利益が少ないのは、一時的な集中投資案件があるからである。



数字を見ているだけでは多いのか少ないのかわからないので日本企業と比較してみた。
トヨタが発表前なので、キャノン、ヤフーをチェックした。


キャノン
    売上高  9250億円        6%  
     純利益   492億円  -15.6%


ヤフー
    売上高  1380億円      33%
    純利益    910億円    202%


※ヤフーはアスクルを子会社化した効果がプラスされた。



売上、利益の規模感がわかり、米国IT企業の好調ぶりが実感できるだろう。