政治・経済・社会を眺望したコメント、趣味嗜好を掘り下げた雑感を綴ります。皆様の心に響くものがあれば、それは筆者の喜びであります。☆★☆2018年6月にブログ名を刷新。毎日更新を目標にしておりますが、予告なくサボることがあります。☆★☆
2015年11月2日月曜日
米国IT企業の稼ぐ力 2015.11.2
先月末から今月初旬は企業業績発表のシーズンである。
(7-9月期)
景気の良し悪しを判断するには格好のデータであり、毎回注目して見ている。
現在、時価総額 世界No1 は Apple である。
(日本企業でのNo1はトヨタ自動車)
時価総額30兆円を超える米国IT企業が、7-9月でどれくらい
稼いでいるかチェックしてみた。
1ドルを120円換算した金額だ。
Apple
売上高 6兆1800億円 22%(前年同期比)
純利益 1兆3300億円 31%
amazon
売上高 3兆 400億円 20%
純利益 94.8億円 -
Microsoft
売上高 2兆4400億円 -10%
純利益 5500億円 2%
Alfabet(Google)
売上高 2兆2400億円 10%
純利益 4700億円 40%
※ amazon の純利益が少ないのは、一時的な集中投資案件があるからである。
数字を見ているだけでは多いのか少ないのかわからないので日本企業と比較してみた。
トヨタが発表前なので、キャノン、ヤフーをチェックした。
キャノン
売上高 9250億円 6%
純利益 492億円 -15.6%
ヤフー
売上高 1380億円 33%
純利益 910億円 202%
※ヤフーはアスクルを子会社化した効果がプラスされた。
売上、利益の規模感がわかり、米国IT企業の好調ぶりが実感できるだろう。